マッチングアプリや結婚相談所において、プロフィールはあなた自身を表現する最初の「声」です。写真も大事ですが、実際に「この人と話してみたい」「会ってみたい」と思わせるのは、言葉の力です。
どんな価値観をもち、どんな毎日を過ごしているか、どんな未来を描いているのか。プロフィールがしっかりしていれば、あなたの人柄や想いが伝わり、共感や興味を引きやすくなります。
逆に内容が薄かったりネガティブだったりすると、せっかくの魅力が伝わらず、理想のご縁を自ら遠ざけてしまうこともあるのです。
だからこそ、真剣な出会いを求めるなら、プロフィール文に情熱と誠実さを込めて書くことが大切です。
※男性向けの「女性が会いたくなるプロフィール文の書き方」はこちら の記事で紹介しています。
挨拶と自己紹介で『自分』を印象付ける
プロフィール文は丁寧な挨拶から始めるのが基本です。短くても誠実さが伝わる言葉を選びましょう。
例:
「こんにちは。都内で保育士をしている○○です。お互いを大切にできる関係を築けたら嬉しいです。」
仕事やライフスタイルの紹介
日常の雰囲気が伝わるよう、仕事とプライベートのバランスに触れると好印象です。
例:
「平日は子どもたちに囲まれて忙しく働き、週末は友人とカフェ巡りや映画でリフレッシュしています。」
趣味・休日の過ごし方の伝え方
趣味はできるだけ具体的に書くことで、共通点や会話のきっかけになりやすくなります。
例:
「最近はパン作りにハマっていて、焼きたてを友達に振る舞うのが楽しみです。」
理想のパートナー像と出会いたい理由
条件よりも「どんな関係を築きたいか」を描くと、誠実な印象を与えます。
例:
「穏やかで思いやりのある方と、日々を笑顔で過ごせる家庭を一緒に作っていきたいです。」
結婚相談所では『未来』を感じるプロフィールを
結婚相談所では、出会いの目的が「結婚」であることが前提です。そのため、プロフィール文も誠実さと具体性が求められます。
ポジティブで自然体な表現を使う
背伸びや過剰なアピールは不要です。
「毎日を大切に過ごしている」「笑顔を忘れないようにしている」など、自然な言葉で好印象を与えましょう。
自分を下げず、相手を持ち上げすぎない
「こんな私でよければ…」という表現は、自己肯定感の低さを印象づけてしまいます。
一方で、相手を理想化しすぎると重たくなります。バランスが大切です。
「こんな人と出会いたい」より「こんな未来を一緒に歩みたい」
例:
「一緒にご飯を作ったり、週末には小旅行を楽しめるような関係を築けたら嬉しいです。」
一点豪華主義で、欠点よりも自分の良さをアピール
「料理が得意です」「健康を大切にしています」など、ポジティブな要素を中心に書き、短所や不安は控えめに。
自分を下げるプロフィール文はアウト
ネガティブすぎる内容
「人付き合いが苦手」「恋愛経験がほとんどない」などの自己否定的表現は避けましょう。
改善案:「一人の時間も大切にしながら、人との関わりも楽しんでいきたいと思っています。」
「よろしくお願いします」だけの簡素な文
せっかく見てもらっているのに、相手の印象に残りません。
改善案:あなたらしさを2~3行でも表現しましょう。
婚活に焦りを感じさせる表現
「年齢的にそろそろ…」といった焦燥感のある言葉はプレッシャーに。
改善案:「素敵なご縁があれば、前向きに進んでいきたいです。」
上から目線・条件ばかり並べる言い方
「年収○○以上の方希望」「優しい方限定」などは印象が悪くなります。
改善案:「お互いを思いやれる関係を大切にしたいです。」
マッチングアプリでは「安心感」と「親しみやすさ」を出そう
マッチングアプリは、気軽な出会いから真剣交際、さらには将来を見据えたお付き合いまで、目的が実に多様。だからこそ、「安心感」と「親しみやすさ」をしっかり伝えることが出会いに繋がります。
初対面でも「話してみたい」と思ってもらえるよう、顔写真は明るい笑顔のものを選び、文章も柔らかく親しみやすいトーンを意識しましょう。
例:
「友達には『いつも笑ってるね』って言われます。初対面の人とも自然に話せるタイプです。好きなことは、美味しいごはんを食べることと、週末にふらっと出かけること。」
こうした文面から、相手はあなたとの未来を想像しやすくなります。作り込んだ完璧さよりも、親しみやすく話しやすさを打ち出すことが、男性の心を掴みます。
まとめ|あなたの内面を見せよう
プロフィール文は、あなたの「人となり」を伝える最も大切なパーツです。
大げさな表現や過剰な理想よりも、日常の中の魅力や自分の価値観を丁寧に言葉にすることが、良い出会いのきっかけになります。
それこそがあなたにご縁を運んでくれます。